観劇レポ:『ジーザス・クライスト=スーパースター』 エルサレム・バージョン [劇団四季]

こんばんは。


突然ですが…
私、JCSの感想をUPするのをすっかり忘れてしまっていました!
下書き保存で約2週間も…

遅くなってしまいましたが
感想をUPしたいと思いますので
お時間ある方はもしよろしかったらどうぞ♪






―『ジーザス・クライスト=スーパースター』エルサレム・バージョン
                         4/17(日) キャスト―


 ジーザス・クライスト 芝 清道 
 イスカリオテのユダ 金森 勝 
 マグダラのマリア 高木美果  
 カヤパ(大司教) 金本和起  
 アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎 
 司祭1 平山信二 
 司祭2 内海雅智  
 司祭3 伊藤潤一郎 
 シモン(使徒) 本城裕二  
 ペテロ(使徒) 神永東吾  
 ピラト(ローマの総督) 村 俊英  
 ヘロデ王 北澤裕輔  

 男性アンサンブル
  青山裕次  
  正木棟馬 
  佐藤圭一  
  真田 司  
  佐久間 仁  
  五十嵐 春  
  光田健一  
  水原 俊  
  亀山翔大  
  安東 翼  
  中村 伝 
  蛭沼建徳  
  松尾 篤  
  今村真悟  

 女性アンサンブル
  礒津ひろみ 
  光川 愛  
  石野寛子  
  孫田智恵  
  矢野侑子  
  吉川瑞恵  
  観月さら  
  原 彩子  
  英 陽奏  
  桜野あら  
  小島由実子 
  増田翔子





今回は全く予備知識もなかったので
まっさらな状態での観劇。
…観終わった後には
しばらく席も立てない程の衝撃を受けました。


ジーザスの芝さんは
なんだかもう何と言ったらいいのか…
民衆に神として崇められているも、ジーザスはただの青年で、
それでも民衆に向けるジーザスの目は温かくて…
何を言っているのかよく分かりませんが
とにかく素晴らしかったんです!
民衆がむらむらと群がってくるときには、
少しでも多くの人と…というように
とても遠くまで手を伸ばそうとしていらっしゃいました。
また一人ひとりの目をしっかりと見ていらっしゃる様子が印象的です。
それが愛するマリアであろうと、大切なユダであろうと民衆であろうと
しっかりと顔ごと向ける強い眼差しに
誰に対しても変わらない愛情を感じました。
歌はもちろん流石ですね。
深みのあるお声が劇場全体に響き渡っていて
芝さんが歌うたびにほぅっとしました。
特に「死にざまぁぁ!」の
あまりのロングトーンにはかなり驚きました。
いつまで伸ばすのかとドキドキ。
気が遠くなりそうです…。
芝さんは今回がデビューということでしたが、
とっても良かったです!!

芝さんはチェがとてもお似合いに感じましたので
ユダでも拝見させていただきたかったなぁと思います。



そしてユダの金森さん、
こちらもかなり素晴らしかったです!
歌い方がこのミュージカル独特な感じでしたが
それがとっても良かったです。
他の皆さんがオペラのような深いお声で歌われるので
力強く叫ぶような歌い方は
いいアクセントになっていたように思います。
そしてユダを思う心が強く伝わってきました。
そしてなにより熱いです!
本当にかっこ良かったです♪


マリアの高木さん、初見の方でしたが
透明感のあるお声でとても素敵な方でした。
ジーザスを見つめる目が温かくて、
「私はイエスが分からない」で
目を涙で一杯にしながら歌う様子が印象的でした。
顔もすっとしていてとてもきれいな方で
神秘的な感じがぴったりです。


そして異色だったのが北澤さん演じるヘロデ王。
目がキラッキラしていました。お美しいです(笑
一人若干能天気な感じがするのもいいですね♪
歌はもちろん流石でした!



民衆がまたよかったんです!!
始め、土と一体化していていたのが
急に動き始めた時にはぞくぞくしました。
その中から始めマリアの高木さんが
いつの間にかまぎれていた時には驚きました(笑
一人ひとりが素晴らしい声量と熱い演技、
その上人数もかなり多いですから迫力満点です。
下手にばっと集まっていらっしゃる時には
目の前でしたし、しかも不意打ちだったので
多分びくっとしてしまったと思います(笑
素晴らしい民衆の方々の中でも
特に磯津さんが私には目に留まりました。
なんだかオーラが違う気がします。

これからもっともっと熱くなっていきそうで楽しみです♪



演出も今まで私が観てきた作品とは違った印象を受けました。

まずあのかなり急斜面のセット。
岩などもとてもリアルで、動くたびに砂煙が上がっていました。
舞台奥は高くなっていますので
そこから登場されるとおぉッと思います。
特にユダの自殺のシーンでは
ユダがその急斜面をゴロゴロと転げ落ちて最後砂の中に消えていくのが
このセットならではの演出になッていると思います。
傾斜だと見る側としては俳優に方々がぴったりとかぶって見えない!
ということはないので見やすくていいですね。
俳優の方々は大変でしょうけど…

そして私が一番衝撃を受けたのが
ジーザスの鞭打ちから十字架にかけられるまで。
私は幼いころから人が傷めつけられるようなシーンは苦手で…
舞台、映像はもちろん、本などを読んでいても
そんなシーンが出てくると自分がされているような気がして
なんといったらいいか…
もぞもぞと落ち着かなくて、体中が気持ち悪くなってしまうんです。
今回の鞭打ちもかなりきつかったです。
だんだんとジーザスの服が破れてきて
背中が赤くなってきて…
もう見いられませんでした。
でも見てしまうんですけどね…

その後の十字架に釘で打たれるところも
思わず目を覆いたくなってしまいました。
流れる血の量が思ってよりも全然多くて、
手や足から流れるのが本当にリアルすぎて…


こういった作品を観たのは初めてでしたので
色々と衝撃を受けましたが、
それと同時に魅力をかなり感じました。
作品はもちろんそれを表現して下さった
俳優の方々の熱い魂に心打たれました。


私個人的には歌が好きなので
皆さんの素敵な歌声をたっぷりと堪能することができ、
大満足でした。

ストーリーが私には少し難しく感じ、
よくわからずに過ぎて行ってしまった部分もあったので
また観たい願望がかなり出てきていますが
次のジャポネクスまで我慢です。。

ジャポネクスの観劇は初日になります♪
ジャポネクスとエルサレムは歌などは同じなようなので
どんな感じになるのか
今からとても楽しみです♡







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